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21年度第3回FIT入札、81件が落札

最低単価10.23円

低炭素投資促進機構は2021年11月26日、21年度3回目となるFIT入札の結果を公表した。募集容量を超える応札があるなかで81件242.6MWが落札した。最低入札単価はkWhあたり10.23円だった。

21年度3回目、通算で10回目となった今回の入札は、これまでと同じく出力250kW以上の太陽光発電設備を対象とし、募集容量を約252.6MW、上限単価をkWhあたり10.5円に定めた。

入札参加資格審査のために提出された事業計画数は218件377.5MWで、そのうち参加資格を得た数が213件374MW、入札に参加したのは188件332.5MWだった。3回連続で応札量が募集容量を超え、最終的に81件242.6MWが落札した。最低落札単価はkWhあたり10.23円、最高落札単価は同10.4円、加重平均落札単価は同10.31円だった。いずれも前回よりも下がった。

出力2MW以上の特別高圧発電所は3件で、最大はCESいわき太陽光発電所が落札した94.16MW案件だった。

21年度第4回目の入札は、事業計画の提出期間が22年1月4日から21日までで、3月4日に入札結果を公表する予定だ。上限単価は同10.25円、募集容量は約278.5MWである。

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