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モノクローム、新築住宅向け屋根一体パネル発売へ

再生可能エネルギー設備ベンチャーのモノクローム(東京都中央区、梅田優祐社長)が2023年春頃に屋根一体型パネルを発売する計画を明かした。新築住宅を建てる施主の要望を受け、製品の設計から施工まで請け負うという。23年5月頃から出荷したい考えだ。

同社は、金属屋根材と単結晶シリコン型太陽電池セルを一体にした屋根一体型太陽光パネルを開発。1880mm×386mmの出力110W品と985mm×386mmの55W品の2種類を製品化し、20年の出力保証と製品保証を付与する。図面をもとに設計することで意匠性を高める。工事費含めkWあたり30万円程で提供する。

同社の乾岳志ビジネスデベロッパーは、「著名な建築家と組んで広報していく。施工は協力会社に委託する」という。

今後はJET(電気安全環境研究所)認証を取得し、工場を稼働させ、供給体制を整える。23年夏にはHEMS(家庭内エネルギー管理システム)も販売していく予定だ。

また同社は、戸建て住宅販売のノット・ア・ホテルと提携し、23年夏頃を目途に屋根一体型パネルを搭載した戸建て住宅を販売する予定だ。

同社が販売する屋根一体型パネルの設置イメージ

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