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イソフォトンジャパン 〝非FIT〟太陽光発電所開発に本腰

太陽光パネル販売のイソフォトンジャパン(東京都港区、ハビエル・メストレス社長)が、このほど〝非FIT〟太陽光発電所の開発に本腰を入れた。2024年年初から19ヵ所、計170MWに及ぶ太陽光発電所の用地開発を進める予定だ。

同社は、PPAを手掛ける外資系ファンドを含む複数社と提携し、高圧・特別高圧太陽光発電所の開発やEPCを展開。同社が太陽光発電所の設計や設備供給を担い、用地開発や施工は協力会社に委託する。

同社は、特殊なカバーガラスを採用した低反射の太陽光パネルを製品化しており、要望があれば自社のパネルも供給していく。

同社のメストレス社長は、「PPA企業から声がかかり、開発を始めた。FIT案件で用地を開発してきたので、ノウハウを活かし、開発可能な用地を年間200MW程提供していきたい」と話す。

同社は、12年にスペインの太陽光パネルメーカー、イソフォトンの日本法人として設立。イソフォトンの太陽光パネル製造の撤退を受け、15年に独立した。現在は中国企業に製造を委託し、自社ブランドの太陽光パネルを販売している。22年の太陽光パネルの販売量は前年比横ばいの15MWだった。

ハビエル・メストレス社長

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