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デルタエレクトロニクス『RE100』に加盟

30年達成へ

デルタが兵庫県赤穂市で運営する分散型メガソーラー。同敷地内で新たに太陽光発電設備を設置することも検討している

国際的な電源メーカーであるデルタエレクトロニクスは2021年3月、100%再生可能エネルギー電力による事業運営を目指す国際イニシアチブ、『RE100』に加盟した。30年までの目標達成を目指す。

同社は19年までに総電力消費量の再エネ比率を44.1%まで高めた。今後はさらに省エネルギー化を推進しつつ、自家消費用の太陽光発電設備の導入や再エネ関連証書の購入を進めていく。

このほど、日本でもRE100検討チームを立ち上げ、電力利用状況の精査を開始。国内で運営するメガソーラーの増設なども視野に入れる。

同社は17年にSBT(科学と整合した目標設定)を実施し、25年までに炭素排出量を14年比56.6%削減する目標を掲げ、20年までに32%以上低減した。今後は社内事業ごとに炭素排出量1tあたり300米ドル(約3万2700円)徴収して、省エネ推進や再エネ調達に充てる社内炭素税の仕組みを導入する。

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