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PVeye 2017年10月号

特集「羽ばたく日本勢 拡がるPVワールド 」

国内の太陽光発電市場が成熟し、世界に目を向ける企業が増えてきた。果たしてグローバル企業は誕生するのか。世界に挑む日本勢の足跡と可能性を追った。

羽ばたく日本勢 拡がるPVワールド

世界に視野を広げれば、太陽光発電市場の成長は目覚ましく、2016年には年間導入量が70GWを超えた。だが、日系企業の存在感は薄い。10 年前まで太陽光パネルの世界トップ5に日本勢が名を連ねていたが、いまやトップ10にすら遠く及ばない。もはや日本からグローバル企業は誕生しないのか。 だが、世界へ活躍の場を拡げる挑戦者は少なからずいる。彼らの目線の先は、アジアから北中米、果てはアフリカだ。日本で培った経験を活かし、太陽光発電の可能性を信じて、果敢に世界へ飛び出している。

 

アジアを目指すEPC

狙いはASEAN

世界に熱い視線を注ぐ日本のEPC(設計・調達・建設)企業が増えてきた。彼らはASEAN(東南アジア諸国連合)を中心にアジアを注視する。日本発グローバルEPC企業の誕生が期待できそうだ。

 

タイから日本へ

BCPGジャパン、6ヵ所40MW稼働

 

メキシコでEPC展開する

ユニバーサルエコロジー

ASEANなどアジア各国へ進出するEPC企業が多いなか、メキシコに向かうユニバーサルエコロジー。グローバル企業への一歩を踏み出した。

 

日系ベンチャーがケニアに飛んだ理由

日本の太陽光ベンチャーがアジアを越え、アフリカに飛んだ。ループとヨーロッパ・ソーラー・イノベーションだ。奇しくも両社はケニアでメガソーラー開発を始めたが、なぜケニアだったのか。

 

存在感を示せるか!?

世界で戦う日系メーカー

日本市場はピークアウトしたうえ、外資系メーカーの攻勢が強まりつつある。それだけに、再び海外に目を向ける日系PVメーカーも増えてきた。彼らは世界で存在感を示せるのか。

 

アンフィニ、フィリピンで自家消費設備5MW販売

中堅パネルメーカーのアンフィニ(大阪市、親川智行社長)は、フィリピンに進出し、自家消費型の太陽光発電設備を販売している。設立2年目の現地法人では今期黒字化が濃厚だ。

 

システムJD、5月からメンテ機器を台湾で拡販

太陽光発電用検査機を開発するシステム・ジェイディー(福岡市、伊達博社長)が台湾に進出した。5月に現地の商社と販売代理契約を締結。台湾を足掛かりに東南アジア市場を開拓する。

 

双日プラネット、米・小型風力大手の総代理店に海外展開も視野

海外展開は太陽光発電に限らない。双日グループの双日プラネットは8月、米国の小型風力発電メーカー、エグザラスと日本総代理店契約を締結したが、日本だけでなく、東南アジアにも供給していく方針だ。

 

有為転変の欧米市場

日系企業の挑戦と創造

これから太陽光発電の導入が本格化する東南アジアに対し、欧米市場は成熟しつつある。市場参入のハードルは高いが、それでも挑戦するものがいる。彼らの狙いとは。

 

米ラスベガスで国際展示会開催

 

外資大手に学ぶ海外進出成功の秘訣

模倣は創造の母というが、こと海外展開も、成功した企業に倣えば妙策が浮かぶかもしれない。手本として独SMAはどうか。世界で活躍する稀有な存在だが、彼らの日本進出には学ぶべき点がいくつかある。

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太陽光発電技術研究組合(PVTEC)専務理事太和田善久氏

「19年までに中小太陽光発電所の保守点検メニューをつくる」

住宅用を含むすべての太陽光発電所に対してO&M(管理・保守)が義務化されたが、依然として実施率は低い。対策はあるのか。中小発電所向け保守点検メニューを作成するPVTECの太和田善久専務理事に話を聞いた。

 

 

リープトンエナジー

中国パネル新工場の2つの狙い

 

リープトンエナジー(兵庫県神戸市、周鳴飛社長)は8月、中国で太陽光パネルの新工場を稼働させた。生産ラインを自動化し、コスト低減を進める。同社が描く未来図とは。

 

 

   

 

 

 

     

   

                                                  

自家消費PVは省エネ一環でスーパーに導入着々!

普及が本格化しそうな太陽光発電設備の自家消費利用であるが、意外と太陽光企業の出足が鈍い。その一方で成約数を伸ばす企業もある。両者の違いは何か。

 

モビリティソーラー

離島発!自給自足の動力を活用する移動手段

電気で走るペダル付きバイク

イソラ(長崎県平戸市)は、市販の自転車にモーターと蓄電池を搭載した改良型の原動機付自転車を開発した。太陽光発電を活用した新たな移動手段を提案する。

認定遅れ いよいよ深刻

中小販売店が悲鳴

認定の回答遅れがいよいよ深刻だ。経済産業省は7 月に人員を増強し、審査を早めているが、回答遅 れの影響が尾を引き、地域の施工・販売店が悲鳴 を上げている。(本誌・平沢元嗣)

 

忘るるなかれPID

発生リスクはゼロではない

かつて世間を騒がせた結晶系太陽光パネルの出力劣化、PID(= Potential Induced Degradation )。対策が進み、ほとんど聞かなくなったが、根絶し たわけではなさそうだ。(本誌・ 楓崇志)

 

パナソニック、滋賀工場3月閉鎖へ パネルの国内生産から撤退

パナソニックは9月7日、太陽光パネルを製造する滋 賀工場を来年3月に閉鎖すると発表した。生産拠点 を海外に集約し、国内生産から撤退する。価格競争 力で勝る海外勢に対抗する狙いだ。(本誌・平沢元嗣)

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Vol.17 SGET千葉ニュータウンメガソーラー

            

栄信 尾崎哲也 社長

「ステンレスとアルミにこだわり続ける」

太陽光発電の自家消費利用 が進むと、住宅用を中心に 設備の屋根上設置が増え そうだが、太陽光パネルを屋根に付け る金具の錆び問題が浮上している。 老舗金具メーカー、栄信の尾崎哲也 社長はどう見ているのか。

 

地産地消の礎を築く太陽光発電所

米倉山太陽光発電所ゆめソーラー館やまなし[山梨県]

 

第3回 【雑草対策①】

太陽光発電所の運用で意外と厄介なのが雑草対策。 放置すれば売電収入が落ちるばかりか、 近隣とのトラブルを招きかねない。 雑草の注意点を知っておこう。

 

大規模店舗に商機あり!?
米国で広がる屋根置きPV​

住宅リフォーム米最大手のホーム・デポや 世界最大のスーパーマーケット、ウォルマートは、店舗や倉庫などの 屋根に太陽光発電設備を導入しています。 今回は米国の屋根置き太陽光発電市場をレポートします。

 

 

    

   

インサイドニュース

明電舎、PCS新製品 
エーオンジャパン、特高発電所向け保険で 中ロンジと提携
NTTスマイル RS接続タイプ新製品
長野で再エネの国際会議開催
環境エンジニア、営農用 太陽光発電所提案強化 
ジンコ、Q2パネル 出荷過去最高 
相和電気工業 太陽光発電所の 調査・改修に本腰
日本太陽光メンテ協会、会員大会

 

サンテックパワージャパン
産業用パネル2種発売

 

オムロン
蓄電システム新製品 9.8kWhタイプ

 

オーエス
可搬型太陽電池とLED付き蓄電池をセット発売

 

パナソニックエコソリューションズ社
創蓄連携システム新製品 蓄電池の後付け可能なPCS 

 

サカタ製作所
ハゼ式屋根用アルミ製金具を発売 

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MARKER&DATA

 

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)
経済産業省及び環境省における主な太陽光発電関連の2018年度概算要求
世界太陽光関連企業 決算データ

       
     
 
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発刊日 2017年09月25日
定価 1,940円
コード 80109-9 4910801090970 01796

PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年12月号

低位安定市場に光明 住宅再エネリバイバル

発刊日:
2023年11月25日
定価:
1,980円

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