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PVeye 2025年6月号

特集「脱炭素新時代の成長戦略 太陽光EPCの革新と創造」

太陽光発電設備の設計(=Engineering)、調達(=Procurement)、建設(=Construction)を一手に担うEPC企業が正念場を迎えている。再生可能エネルギーの需要は旺盛なのに、太陽光発電設備の新規導入量は停滞しており、EPC企業は市場の要求に応えきれていない。あるいは、FIT時代から脱炭素新時代へと移行し、事業モデルが一変したのに、時代の波に乗り切れず、苦境に立たされているEPC企業が少なくない。ともあれ、企業の成長にとって欠かせないのは〝既存事業の革新〟と〝新規事業の創造〟だ。EPC企業が成長を遂げるためには何が必要なのか。脱炭素新時代の成長戦略を考察する。(本誌・楓崇志、土屋賢太、川副暁優)

有為転変の新時代

問われるEPCの変化対応力

脱炭素新時代は市場環境が絶えず変化していく。順応できなければ、商機は掴めない。EPC企業の変化対応力が問われている。

 

協業か内製化か

営業力確保で事業拡大へ

これまでに築いた事業基盤を活かして、さらなる成長を狙うEPC企業。ただ鍵は営業力であり、それをどう確保するかで成長への道筋も変わりそうだ。

 

蓄電所開発で業容拡大も

ストック事業で安定経営を

EPC企業の事業領域は太陽光発電所の建設だけではない。系統用蓄電所の開発が熱を帯びるなか、EPCの業容が拡がりつつある。商機は掴めるのだろうか。

 

匿名座談会

手戻りをなくし、正確な積算を

FIT時代は成長したのに、ここに来て業績が振るわないEPC企業が少なくない。何が問題なのか。EPC企業の関係者3名に登場してもらい、匿名で語ってもらった。

 

点から線へ 線から面へ

EPC企業の新成長戦略

EPC企業が電力小売りやアグリゲーションまで業容を拡げれば、脱炭素ビジネスの推進役としての新たな成長戦略が描ける。新規事業を創造しよう。

 

人手不足もなんのその

デジタル化で業務効率改善

人手不足はEPC企業にとって大きな課題だが、デジタル化で解決の糸口が見つかるかもしれない。

       

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数字から読み解く

太陽光関連市場の最新事情

脱炭素化で賑わう太陽光関連市場に大きな変化はつきものだ。様々な数字から太陽光関連市場の最新事情を読み解いてみた。(本誌・楓崇志、中馬成美)

 

 

鹿児島の蓄電池火災事故から1年超 いまだ復旧の目途立たず

鹿児島県内で起こった大型蓄電池の火災事故から1年以上経つが、いまだに復旧の目途が立っていないことが分かった。事業者には保険金が下りておらず、売電機会の損失額は4000万円以上になる模様だ。(本誌・土屋賢太)

 

第2回長期脱炭素電源オークション、蓄電池1.3GW強落札

落札率は20%に

2024年度の『長期脱炭素電源オークション』の結果が公表され、1370MWの蓄電池が落札された。前回よりも競争率が高まり、落札価格は下がった模様だ。(本誌・楓崇志)


 

PR企画

注目の製品やサービスが目白押し!再エネ商材博覧会2025

太陽光発電をはじめとする再エネ電源の導入が停滞している。設置可能性を拡げるには、蓄電池の活用とともに最新技術や製品・サービスが不可欠だ。この春に注目の製品を紹介する。

 

 

Vol.109

 西粟倉水力発電所「めぐみ」

岡山県の吉野川、大海里川の水流を利用して1966年に稼働した小水力発電所。老朽化に伴い、2013年5月に発電設備や水圧管などの大規模改修工事が行われた。

「住宅用、産業用に系統用まで、蓄電設備の製品群を拡充」

エリーパワー 河上清源 社長兼COO

蓄電池メーカーのエリーパワーはこのほど、産業蓄電設備を発売したほか、スズキと実証試験を開始すると発表した。今後の展開について河上社長に聞いた。

 

 

日立産機、次世代PCS開発

習志野事業所で運用開始

日立産機がこのほど、疑似慣性力機能を持つ次世代PCSを開発した。再エネ大量導入時代の系統安定化や停電対策に有効なPCSで、まずは習志野事業所内に導入し、運用を始めた。

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東洋製罐、外資系パネルベンチャーに出資

フレキシブルパネル製品化へ

 

気象協会、JEPX価格予測サービス開始

 

エナジー・ソリューションズ、蓄電所向けEMS発売

 

環境省、脱炭素先行地域7ヵ所選定

6回目採択で88ヵ所に

 

レーベンコミュニティ、太陽光ケーブル盗難対策開始

 

リクシル、ロールスクリーン状の室内用太陽光発電設備発売へ

 

リミックスポイント、電力料金の〝産業用蓄電池割引〟開始

 

JALグループ パワーエックスと業務提携

再エネ活用のイチゴ栽培計画

 

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再エネ企業の短期経済観測調査(1~3月)

再エネ商材、横ばい基調続く

再エネ関連企業の経済動向を把握するため、短期経済観測調査を31社に実施した。再エネ商材の価格は、概ね横ばい基調で推移した。

 

[第71回]

系統用蓄電所の運用法 アグリゲータの選び方②

系統用蓄電事業では事業の成否に直結するアグリゲータの選定が極めて重要だ。前回に続き、アンプレナジーの村谷社長が優良なアグリゲータの選び方を解説する。

 

明和工業

太陽光パネル搭載駐輪場発売 秋田県にかほ市で実証

 

GBP

直流接続箱発売  TMEIC製PCSにも対応

 

タカミヤ

太陽光パネル用垂直架台発売

         

 

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)/

需給調整市場の落札結果(2025年4月1日~30日、速報値)/日本卸電力取引所におけるスポット市場の平均取引価格推移

/FIT・FIP太陽光発電所ランキング(直流出力順、2025年3月末時点)/

国内太陽光関連企業 決算データ

 

 

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「挨拶や報告、連絡、相談といった基本を大切にする」

オムロンソーシアルソリューションズ エネルギーソリューション事業本部 エネルギーシステム本部営業部 営業1グループ  塩谷 哲平GL

再エネ企業で活躍する人材を取り上げる本連載。住宅用蓄電設備やPCSを製造するオムロンソーシアルソリューションズの塩谷GLの仕事観に迫る。

 

[知名町]

奄美群島の一つ、沖永良部島に位置する鹿児島県知名町は、脱炭素化に向け、再エネの導入に積極的だ。離島の脱炭素政策に迫った。

 

発刊日 2025年05月24日
定価 1,980円
コード 4910801090550 01800

PVeye 2025年5月号

新商機を掴もう!攻めの太陽光運用支援

発刊日:
2025年04月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2025年4月号

100GW導入への新たな挑戦 変革期のオンサイト太陽光

発刊日:
2025年03月25日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2025年3月号

成長拡大も波乱含み 徹底解剖!定置型蓄電池市場

発刊日:
2025年02月25日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2025年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2025

発刊日:
2025年01月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2025年1月号

目標達成への再成長なるか 再エネ大予測2025

発刊日:
2024年12月25日
定価:
1,980円

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