両面発電パネルの強い味方

ファーウェイPCSで発電量を最大化

6回路MPPTで発電量向上

さらに、MPPT回路の数が多く、1本のMPPT回路が束ねる太陽光パネルの数が少ないほど発電量は増える。その点、ファーウェイの中型PCSは、MPPT回路が6回路搭載されている。つまり約10kWにつき1回路のMPPTが働く。

同社の担当者は、「同じ容量のPCSに比べ、MPPT回路の数が多く、高い発電量が期待できます」と自信を見せる。

同社は現在高圧・特別高圧太陽光発電所向けに最大入力電圧1100Vの50kW機と62.5kW機、同1500Ⅴの62.5kW機を揃えている。いずれの製品も、最大変換効率は98.8%以上と高い。

こうした性能上の優位性が市場で評価されているからか、同社は2015年から4年連続で、PCS出荷量世界一を達成している。今夏、低圧PCSがJET認証を取得した。

低圧単相・新製品「SUN2000-4.95KTL-JPL0」JET認証取得、9月より受注開始。「過積載300%」以上に対応