関西PV EXPO、9月25日開幕

エネルギー分野、西日本最大級!

西日本最大級の太陽光発電関連の展示会、『関西PV EXPO』が9月25日、インテックス大阪で開幕する。同時開催展を含め、320社が出展する。今回の見どころは。

関西PV EXPOは、太陽光発電に関連した最新の商材や技術、サービスが一堂に会する国際商談展である。太陽光パネルやパワーコンディショナメーカーをはじめ、架台や遠隔監視装置、蓄電設備メーカー、O&M(管理・保守)業者など、出展社の顔触れは多彩だ。

展示会の見どころについて、主催するリードエグジビションジャパンの前薗雄飛事務局長は、「例年と比べて、自家消費用太陽光関連の商材やサービスを提案する出展社が増えています」と語る。

現在、出力10kW超の太陽光発電設備の売価は1kWhあたり14円。工場や店舗であれば、全量売電するよりも自家消費した方が、メリットが大きい場合もある。来年度になれば、その傾向はより顕著だ。この商機を掴むために各社が新サービスを揃えているのだという。

PV EXPOの大きな特徴は、太陽光発電にとどまらない、展示される商材の豊富さである。『スマートエネルギーweek』と銘打つ会場には、『スマートグリッドEXPO』、『二次電池展』など電力に関する5つの展示会が開催されており、電力を効率的に活用するための新製品が並ぶ。

また、会場のインテックス大阪では、最新の住宅・ビルなどの商材に関する商談展、『関西住宅・ビル・施設week』も併設。住宅用のIoT(モノのインターネット)機器やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)向けの最新商材など、エンドユーザー向けの製品が展示される。つまり9月25日からの3日間は、関西で太陽光ビジネスの最新動向を知る絶好の機会となるのだ。