非FIT事業者の味方!

RE100電力の発電事業トータル支援

RE100電力が、非FITの太陽光発電事業を支援するサービスを始めた。発電所の建設や保守から発電業務まで支援する。早くも注目を集めている。

3月中旬に開催された『脱炭素経営EXPO』に出展。自社製蓄電設備などを展示し、実際の取り組み事例をセミナー形式で紹介した

電力の小売りや需給管理を代行するRE100電力(香川県高松市、黒淵誠二社長)が、FITを活用しない非FITの太陽光発電事業を全面的に支援するサービスを始めた。自己託送やオフサイトPPA(電力売買契約)案件に加え、FIP(フィード・イン・プレミアム制度)発電事業向けの新サービスを開発、蓄電設備の運用まで着手した。

同社は、グループ会社の日本エネルギー総合システムと協力する。日本エネルギー総合システムは、全国の施工会社と協力体制を築きつつ、太陽光発電設備や蓄電設備を商品化しているだけに、太陽光発電所の開発において競争力があるのだ。

そこで、日本エネルギー総合システムが太陽光発電所のEPC(設計・調達・建設)やO&M(管理・保守)を担い、RE100電力が太陽光発電所の発電量やJEPX(日本卸電力取引所)価格を予測して発電計画を作成する。RE100電力は原則、発電所が生み出す再生可能エネルギー電力を買取るが、契約期間を最短1年から最長20年まで幅広く設定しており、顧客の多様な要望に応えた。なお、顧客の要望があれば、日本エネルギー総合システムは発電事業者とSPC(特別目的会社)を設立して発電事業へ参画する。

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