非FIT事業者の味方!

RE100電力の発電事業トータル支援

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JEB(JPN ENERGY BATTERY)の製品

両社の社長を兼務する黒淵誠二社長は、「実運用を通じて発電業務のノウハウを蓄積してきました」という。事実、RE100電力は2019年に日本エネルギー総合システムが持つ非FIT太陽光発電所の発電業務に着手し、21年以降は他社の発電所の発電業務を代行してきた。22年9月には対象を蓄電設備併設型の太陽光発電所へ拡げ、蓄電設備の運用まで手掛けている。

これについて、黒淵社長は、「特に難しいのが、蓄電設備の最適制御です。蓄電設備を運用すると、想定外のことが多々発生するので、いまは何より経験値が必要だと思います」と語る。

両社は22年度、経済産業省の『再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業』へ参画した。23年2月には蓄電容量1000kWhの蓄電設備を併設した出力400kWの高圧太陽光発電所を稼働させ、運用を開始。現在は23年度の同実証事業への参画に向け、共同事業者を募っている。

RE100電力は16年の設立後、再エネ電源を調達して再エネ比率の高い電力の小売りを始めた。並行してEMS(エネルギー管理システム)メーカーの横河ソリューションサービスと電力の需給管理を自動化する『総合エネルギーマネジメントシステム』を開発。19年以降は発電業務代行を見据えてシステムの機能を高めてきた。

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