営農、水上、豪雪、塩害…

どこでも使えるトリナの両面発電パネル

太陽光発電が普及し、設備の設置場所が多岐にわたるなか、あらゆる場所で使えるトリナの両面発電パネルは注目の製品だ。

両面ガラスパネルの設置事例

一般に、両面発電型の太陽光パネルは、水上や積雪・砂漠地域など反射光の多い場所や、営農用やカーポート用など散乱光を取り込みやすい用途で使われてきた。それが最近は工場や施設の屋根上にも設置され始めており、屋根に白色塗料を塗ると効果があるらしい。実際、両面発電パネルを製造するトリナ・ソーラーが測ったところ、屋根に白色塗料を塗ると、裏面発電量が23.09%向上したという。

もっとも、トリナ・ソーラーは、太陽光パネルの年産能力を10GWまで高め、世界最大級を誇る。同社が通常のパネルと大差ない原価で両面発電パネルを量産し、両面発電パネルの価格が下がったために、反射光や散乱光が期待できない場所にも採用されるようになった側面もあるだろう。

同社の両面発電パネルは両面ガラス構造だ。両面に倍強度ガラスを使用し、耐久性に優れるため、塩害地にも設置できる。また、裏面に樹脂製バックシートを使う通常のパネルと比べ、燃えにくい。人の集まる施設の屋根にも安心して使える。