営農、水上、豪雪、塩害…

どこでも使えるトリナの両面発電パネル

トリナは傘下のスペイン・エヌクレイブ社の追尾式架台を組み合わせた『トリナ・プロ』の提供も行っている。上の写真はオーストラリア129MWのプロジェクト

さらに同社は、両面ガラス構造のパネルに対して他のパネルより5年長い30年のリニア出力保証を付与している。太陽光発電を自家消費する場合は、FITを活用する全量売電事業と異なり、事業期間が決まっていない。長ければ長いほど、経済性が増すため有効だ。

現在、同社は両面発電パネル『デュオマックス・ツイン』を3種類ラインナップに揃える。すべてPERC技術を導入したハーフカットセルを使用している。

詳しくみていくと、まずは158㎜角ハーフカットセルを144枚搭載したパネルで、続いて166㎜角ハーフカットセルを120枚搭載したパネルと、同144枚搭載パネルである。出力はたとえば166㎜角セル144枚搭載パネルは430〜445Wと高い。しかもこれは表面の出力のみ。裏面発電も合わせると発電量は5〜25%の向上が期待できる。

トリナ・ソーラーは太陽光パネルだけではなく、水上架台や追尾式架台と、両面発電パネルを組み合わせたパッケージ製品『トリナ・プロ』も販売している。今後は、両面発電パネルの使用が当たり前の時代になるかもしれない。両面発電パネルの第一人者ともいえるトリナ・ソーラーの製品をいまのうちから試してみるのもいいかもしれない。

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