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RE100電力のFIP電力固定価格買取サービス

電力小売り強化へ

ともあれ、昼間であればJEPX(日本卸電力取引所)から1kWhあたり数円で電力を調達できるにも関わらず、同社はなぜ割高な価格で電力を買い取るのか。黒淵社長は、「価格の変動幅が広く、先が読めないJEPXから調達するよりも、長期間安定した価格で調達できるルートを確保する方が電力販売業は安定します」としつつ、「再生可能エネルギー電力の需要が高まるなか、再エネ比率の高い電力の販売は差別化に繋がるのです」と述べた。

実際、同社は30年までに電力販売量の再エネ比率を100%にする方針を掲げており、今回のFIP電力固定価格買取サービスは、その目標達成の手段なのである。今後は、昼間以外の再エネ電力の調達量を増やすため、同社は本サービスにおいて蓄電設備を併設する太陽光発電所からそれぞれ6円高く買い取るプランも設けた。

もっとも、同社が再エネ電力の調達量を増やすには、FIP活用の太陽光発電所を増やす必要があり、全国の施工会社との協力が欠かせない。そこで同社は、本サービスの提供とともに、太陽光発電設備や蓄電設備を割安な価格帯で施工会社へ卸し、施工会社がFIP提案で収益を上げやすい環境を構築する考えだ。

業界で話題のFIP電力固定価格買取サービス。興味のある再エネ企業はRE100電力に問い合わせてみよう。

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