発電事業者必見!

ファーウェイ製PCSでリパワリングを

新製品続々投入へ

今年下半期に発売予定の20kW機

現在同社が交換用として提案しているPCSは定格出力電圧380Vの50kW機のみだが、同社は2020年下期を目途に同200Vの20kW機を、21年前半には同360Vの100kW機の発売を予定している。各発電所のトランスを改造せず、元の出力やシステム電圧に応じて最適なPCSを提案していくという。

ファーウェイ製PCSの魅力は、まず変換効率の高さだ。たとえば出力50kW機の変換効率は98.9%である。21年に発売予定の100kW機も同水準に達する見通しだ。

さらにMPPT(最大動作点追従機能)の搭載数が多い点も見逃せない。MPPTは、ストリング内の電流と電圧の積が最大になるように自動調節する機能だ。競合他社のPCSは、3〜4ストリングに対して1つのMPPTが働くが、同社の50kW機は2ストリングを1つのMPPTが制御するため、より高い発電量が期待できる。MPPTの電圧範囲は200V〜1000Vと広い。