蓄電所からオンサイトまで用途拡大
ファーウェイの蓄電ソリューション
系統用蓄電所や蓄電設備併設発電所の需要が高まるなか、ファーウェイが中規模蓄電設備を開発し、提案を本格化した。同社のソリューションを解説する。
高圧・低圧問わず系統用蓄電所で使える
系統用蓄電所の開発が活況を呈している。出力2MW、蓄電容量8000kWhの高圧蓄電所の開発が盛んなうえ、2027年からは特別高圧蓄電所の開発が本格化し、さらに過熱しそうだ。
ただ、20ftコンテナ型の蓄電設備の重量は40tにも及ぶ。搬入方法や経路、現地の地盤などの設置条件が合わない場合も少なくないが、その際に打ってつけなのが、中・ファーウェイ(華為技術)の蓄電容量241kWhの中規模蓄電設備、『LUNA2000-241-2S1-DS』だ。1台の大きさは幅1150mm×奥行き1800mm×高さ2100mmとコンパクトだから、搬入が困難な場所にも柔軟に設置できる。
最近は、低圧蓄電所の開発も始まっているが、ファーウェイの中規模蓄電設備、LUNA2000-241-2S1-DSを選べば、より優位に蓄電事業を進められるはずだ。というのも、従来機と同様、蓄電池セルを直列接続した蓄電池パックにはBMU(蓄電池状態監視装置)が搭載されており、蓄電池セルの劣化を均一化する仕組みが施されている。そのうえ、冷却法が水冷式と空冷式のハイブリッド方式であるため、最大充放電効率が90.8%と高く、他の製品と比べて充放電ロスは小さい。長期運用におけるエネルギー利用効率の向上と収益性確保が期待できる。

