超ローコスト住宅『さくら夢ハウス』全国展開への軌跡
香川から全国へ

香川県内で順調に住宅着工棟数を伸ばしている
住宅業界未経験からの新規参入だったため、同社はまずは香川県内での成功モデルの確立を優先した。看板を立てて地域密着型の営業を進めつつ、SNSも活用して超ローコスト住宅の認知度を高める努力をした。
住宅業界では大型展示場や常設モデルハウスへの投資が一般的だが、固定費が嵩む。そこで同社は契約した住宅を完成見学会に活用するモデルを採用した。SNSで集客しつつ、完成住宅を見学会として公開し、再び集客に繋げるという体制である。これによって固定費を抑えながら認知度を高めることに成功し、住宅着工棟数を伸ばした。いまや年間の住宅着工棟数は150棟規模に達しており、さくら夢ハウスは香川県内でトップクラスの住宅ブランドへと成長を遂げている。
そんな同社は、さくら夢ハウスの創業から10周年を迎える今年、香川県で確立したモデルを全国へ展開する方針を示した。「日本で一番安い住宅は、さくら夢ハウス」というブランドの確立を目指し、まずはFC(フランチャイズ)店を10店舗ほど募集する。
資材が高騰し、人件費も、土地代も、金利も上昇すると、住宅市場は縮小局面に入るが、逆に超ローコスト住宅は最も売れるようになるという。一方で、同社は、太陽光発電設備や蓄電設備、省エネルギー機器を導入した環境住宅の販売も進めていく考えだ。

