土肥社長が語る

2020年の太陽光発電市場

再エネ市場は拡大の一途

そう考えますと、やはり法人向け自家消費提案が主流になるでしょう。今後は制度もこの分野を後押ししていく方向ですし、何よりも設備の自家消費利用でも充分経済メリットが出る水準まで太陽光発電のコスト低減が進んでいますから。

実際、先行するドイツ市場では、FITバブルの崩壊を経て自家消費市場が立ち上がり、いまは再び成長に転じ、安定期に入っています。日本でもFIT売電から自家消費への転換が進めば、マーケットはまだまだ拡大するでしょう。

なぜなら、現在はCO2排出削減やESG(環境・社会・企業統治)投資などの観点から、再生可能エネルギーの需要は非常に高まっているからです。20年に大きな変化が待ち受けているにせよ、それは市場がさらなる成長を遂げるための過渡期の変化です。再エネ企業には迷わずに歩を進めていってほしいものです。

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