屋根上の不安を解消!

ソーラーエッジのオプティマイザPCS

太陽光パネルの屋根上設置が進むなか、ソーラーエッジのオプティマイザ付きPCSが注目を集めている。なぜか。

太陽光発電システムは一般的に安全で信頼性もあるとはいえ、建物の屋根に設置する際に不安視されているのが火災事故の対応である。というのも、PCS(パワーコンディショナ)や接続箱の電源を遮断しても、太陽光パネルの発電は停止されず、直流回路には高電圧がかかり続ける。火が屋根に燃え移っても、放水による感電の影響から、消火活動は水霧放水しかできない。時間がかかり、被害が拡大しかねないのである。

しかし、ソーラーエッジのオプティマイザ付きPCSを利用すれば、そうした不安は解消される。同社のオプティマイザ付きPCSは、異常時に自動で各オプティマイザの出力電圧を1Vとし、直流回路を安全なまで降圧するSafeDC™機能が内蔵されているからだ。さらにアーク障害時に回路を遮断する機能も内蔵している。

また、同社のオプティマイザ付きPCSには、太陽光パネルの状態を遠隔で常時監視し、故障を診断する機能がある。電流や電圧値の把握や、バイパスダイオードの開放など、細かい状態を把握でき、故障の早期発見や保守・点検費の低減に寄与する。

タイのトヨタ自動車工場での採用事例。安全性と発電量の最大化、迅速かつ容易なO&Mに寄与できることなどが評価された