新電力に瞬く寂光

[第32回]

分散型再エネ電源を集めよ

新電力の容量市場対策⑫

前回に続き、新電力コンサル、アンプレナジーの村谷社長が再エネを活用した事業戦略を解説する。今回は『再エネリソースアグリゲータモデル』である。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

再生可能エネルギーのリソースとは、比較的小規模な太陽光発電や蓄電池、あるいは〝動く蓄電池〟のEV(電気自動車)といった再エネ電源を指し、アグリゲータとは「集める人・組織」のことである。つまり、『再エネリソースアグリゲータモデル』とは、分散型の再エネ電源を集めて調整する事業モデルである。

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