Products Review

オムロンソーシアルソリューションズ

発電量計測機能付きPCS発売 PPA業者向け

産業用新PCS『KPW-A-2-M』。量産化に向けて出荷前検査にかかる時間を短くする独自の検査技術を確立した

オムロンソーシアルソリューションズ(東京都港区、細井俊夫社長)は2022年6月、太陽光発電量を計測できる産業用の新しいPCS(パワーコンディショナ)を発売した。PPA(電力売買契約)業者に販売し、3年間で3万台の出荷を目指す。

同社はこのほど、太陽光発電量を誤差2%以内で計測できる技術を確立した。既存の出力5.5kWの全量自家消費用PCSに同技術を搭載して、新製品として売り出した。同製品があれば太陽光発電用の電力量計を使わずに済むため、機器費や施工費低減に寄与できるという。

22年4月に『特定計量制度』が導入されることを見据えて開発。というのも、これまでPPA業者は太陽光発電設備と併せて、太陽光発電量を計測するために計量法に基づく検定等に合格した特定の電力量計を設置しなければならなかった。新制度によってPCSで発電量を計測できるなど一定の条件を満たせば特定の電力量計を使用しなくてよくなった。

今後は住宅用製品にも同機能を搭載して売り出していく方針だ。従来の電力量計は10年ごとに交換しなければならなかったが、同社の製品だと15年間使用できるため、PPAの契約期間が比較的短い住宅用でより優位性を示せると想定しているためだ。

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