太陽光で走る小型EV
防犯灯などを製造するサインクリエイトが2022年6月、太陽光パネルを搭載した小型EVを発売した。高齢者の利用を想定して年間30台の販売を目指す。
サインクリエイト(静岡県浜松市、伊藤千明社長)は、EV(電気自動車)メーカーの櫻星超能電池から小型EVを取り寄せ、愛媛大学社会連携推進機構の佐藤員暢客員教授と21年2月より開発に着手した。出力25Wの太陽光パネルを2枚車体の屋根に載せ、蓄電容量5.76kWh、出力3kWの鉛蓄電池を設置して走行中もパネルから直接充電できるようにした。安全性を高めるため、サスペンションやブレーキ部品なども改良し、22年6月に開発を終えた。
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