新電力に瞬く寂光

[第39回]

FIP発電事業者のための 長期卸供給の方策

FIPを活用する発電事業者が新電力会社と長期の電力卸契約を結ぶためには何が必要なのか。アンプレナジーの村谷社長が方策を示した。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

FIP(フィード・イン・プレミアム制度)を活用する太陽光発電事業のメリットは、何よりも発電した再生可能エネルギー電力に非化石価値が付与される点だろう。脱炭素化が進むなか、非化石価値を調達したい新電力会社が増えており、FIP再エネ電力には一定の需要が見込まれる。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

新電力に瞬く寂光 を読む

一覧を見る