Company & Key person

「今年出荷500MWを目指す」

ロンジソーラーテクノロジー 南洋 社長

日本進出は後発ながら急速に存在感を高めている中ロンジグリーンエナジーテクノロジー。2020年1月から日本法人を率いる南洋社長に今後の戦略を聞いた。

──今後日本市場をどう攻略するつもりか

17年秋に営業活動を本格化させて以来、日本の独特なバンカビリティの判断基準に苦労してきたと聞いている。プロジェクトファイナンスを組成する太陽光発電所の開発案件への出荷実績がないと、金融機関に認めてもらえないのである。

しかし19年秋に2MWのプロジェクトファイナンス案件で当社のパネルが採用され、20年には65MWの大型案件の受注を獲得した。

当社の知名度は次第に上昇してきた。20年は、日本へ太陽光パネルを、昨年の倍以上、500MW出荷したい。第1四半期の受注量は300MW弱で、19年比倍増を達成した。

日本市場は20〜23年にかけて年間7GW程度の導入量が続くとみている。今後大型案件は減っていくだろうから、EPC(設計・調達・建設)企業や商社と協業して住宅を含め屋根上設置向けを狙っていくつもりだ。

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