PXP、量産準備に着手
国産CISパネル復活か
太陽電池開発のPXPはこのほど、柔軟に曲げられるCIS型太陽光パネルの量産準備に入った。ペロブスカイト型と重ねるタンデム構造の製品化も狙う。CIS型パネルの国内生産が復活しそうだ。
PXP（神奈川県相模原市、亀田繁明社長）は、軽くて曲げられるフレキシブルタイプのCIS型太陽電池セルと太陽光パネルを開発している。導電性に優れ、熱容量の小さい50㎛のチタン箔を基板に使用し、軽量化を図りつつ強度を維持した。電気自動車などの移動体や耐荷重性の低い建物の屋根上などでの利用を想定し、製品化する狙いだ。
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