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パナソニックHD、建材一体型ペロブスカイト太陽電池の実証開始

パナソニックホールディングスは2023年8月、ガラス建材一体型のペロブスカイト太陽電池の実証試験を始めた。発電性能や耐久性などを検証し、28年までに実用化を目指す方針だ。

同社はガラス基板に均一に塗布する製法を採用した。写真はペロブスカイト太陽電池のイメージ(写真提供: パナソニックHD)

薄くて軽いペロブスカイト太陽電池は、耐荷重に制限のある建物だけでなく、壁面や窓にも設置できることから、次世代太陽電池の本命とされている。一般にはフィルム状のものが多いが、パナソニックホールディングスはインクジェットプリンターの応用でガラス基板に均一に塗布する製法を開発。厚さ1㎛以下のペロブスカイト太陽電池の層を2枚のガラスで挟み、ガラス建材一体型としての商品化を進めている。

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