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[円筒形太陽光パネル]

電通大ら、円筒形太陽光パネルを開発 都内で実証開始

電気通信大学は2023年12月、民間企業と共同で開発した円筒形太陽光パネルの実証を開始した。発電性能や耐久性などを検証し、実用化に弾みをつけたい考えだ。

開発した円筒形太陽光パネル

電気通信大学i−パワードエネルギーシステム研究センターの早瀬修二特任教授は、不織布製造のフジコーや精密機器製造のウシオ電機、産業機器製造のCKDと共同で円筒形太陽光パネルを開発した。早瀬教授らが開発した円筒形太陽光パネルは、外部から調達したアモルファスシリコン太陽電池セルを蛍光灯のような透明で円筒状のガラス管内に封止したもの。受光面が180度に亘るため、直達光だけでなく、散乱光や反射光を受けることができ、汎用パネルと比べて約1.5倍の総発電量を得られるという。

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