［蓄電池の劣化診断］
日新電機、リチウムイオン蓄電池の劣化診断法開発
重電機器製造の日新電機はこのほど、リチウムイオン蓄電池の劣化状態を把握する新たな手法を開発した。より有効な蓄電池の運用が広がるかもしれない。
日新電機が開発した回路基板
蓄電池の蓄電容量は、新品時とは異なり、蓄電池を使えば使うほど、劣化が進行し、蓄電容量は少なくなる。それゆえ、製品出荷時の蓄電容量に対する現在の蓄電容量を示すSOH（健全状態）で、現状の蓄電容量を正確に把握しなければならない。蓄電容量を誤認すると、たとえば、市場取引でインバランス（差分）料の支払いが課せられ、事業の収益性が低下しかねないからだ。
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