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模様つき太陽電池が登場

日本ペイントACとトヨタが共同開発

太陽電池に色や模様を加えるフィルムが開発された。実用化されれば、太陽電池が至るところに設置されるようになるかもしれない。

木目調の太陽電池(左)と様々な色の太陽電池を開発した(右)

自動車用塗料の開発を手掛ける日本ペイント・オートモーティブコーティングス(大阪府枚方市、田中正明会長)は2020年3月30日、トヨタ自動車(豊田章男社長)と車体の染色技術を応用して半透明の顔料を含む加飾フィルムを開発した。特定の波長の太陽光を反射して人に色や模様を認識させつつ、大部分の太陽光を透過させることができるフィルムで、両社は薄膜太陽電池メーカー、エフウエイブの製品に実装。青や緑、ピンクといった単色から迷彩柄や木目柄まで、様々な色や模様を施した太陽電池に仕上げた。

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