ドイツエネルギー転換の真実

再エネ直接市場化への挑戦

2010年代後半は再エネ電源を電力市場取引に移行する挑戦の時代と言える。だが、様々な問題が表面化し、エネルギー転換を推進する難しさも見えてくる。

西村健佑(にしむら・けんすけ)

1981年大阪府生まれ。2005年立命館大学経済学部卒業後ドイツに留学。ベルリン自由大学環境政策研究所で環境学修士を修め、その後エネルギーに関する調査を実施。現在は通訳・翻訳、調査を幅広く手掛けている。

2010年から15年にかけて、ドイツでは再生可能エネルギーの賦課金が大幅に上昇した。ドイツ政府は売電単価を引き下げたが、それ以上に設備の価格低減が進み、太陽光発電の大量導入が進んだからだ。

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