新電力に瞬く寂光

[第70回]

系統用蓄電所の運用法

アグリゲータの選び方①

系統用蓄電事業では、蓄電設備の実運用を代行するアグリゲータの選定は極めて重要だ。アンプレナジーの村谷社長が優良なアグリゲータの選び方を解説する。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

優良なアグリゲータを選ぶうえで、まず企業としての安定性は重要な点である。系統用蓄電事業は20年程度の長期の事業になるため、アグリゲータには長く存続してもらわなければ困る。資本金や利益、負債額などのいわゆる与信とともに、トレーダの数や運用体制もよく確認しておこう。社内でトラブルの多い企業などは避けておくべきだろう。

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