「再エネIoT機器の選定にはセキュリティ評価を」
東京大学大学院 情報理工学系研究科 江﨑浩 教授
2024年に太陽光発電所の監視装置がサイバー攻撃に遭い、悪用される事件が起きた。セキュリティ対策とどう向き合うべきなのか。サイバーセキュリティに詳しい東京大学の江﨑教授が語った。
プロフィール●1963年福岡県生まれ。94年米・コロンビア大学客員研究員。98年東京大学大型計算機センター助教授を経て、東京大学大学院情報理工学系研究科・工学部電子情報工学科助教授に着任し、05年4月より現職。経済産業省産業サイバーセキュリティ研究会ワーキンググループ1(制度・技術・標準化)電力サブワーキンググループ委員。
全国各地に点在している太陽光発電所は、サイバー攻撃の標的になりやすいのだが、残念ながらサイバーセキュリティ対策が遅れている。これは長らくサイバー攻撃とは無縁だったからだろう。
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