新電力に瞬く寂光

[第23回]

コインランドリー攻略法

新電力の容量市場対策③

新電力コンサル、アンプレナジーの村谷社長による本連載。今回は容量市場対策の1つである需要平準化のために、朝夜の電力使用量が多いコインランドリー店の攻略法について解説する。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

ここでは、主に夜間に稼働するコインランドリー施設を顧客にすることを企図した架空の新電力A社を例に挙げる。まず、新電力A社はコインランドリー業界の事情を把握するべきだろう。

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