Products Review

オムロンソーシアルソリューションズ

多機能型PCS搭載の住宅用蓄電設備発売 エネマネ機能付き分電盤も

小型PCS(パワーコンディショナ)大手のオムロンソーシアルソリューションズ(東京都港区、四方克弘社長)は2026年10月8日、太陽光発電と蓄電池、V2H(車から住宅への電力供給)設備を統合制御できるPCSを搭載した住宅用蓄電設備を27年1月に発売すると発表した。蓄電池やV2H設備の後付けを含め、柔軟な機器構成を選べる点が特徴だ。

同社がこのほど開発した住宅用蓄電設備は、出力5.9kWの多機能型PCSと蓄電容量9.7kWhの蓄電池ユニット、EV(電気自動車)用ユニット、全負荷用分電盤で構成。屋内外仕様の蓄電池ユニットは最大2台まで接続できる。EVユニットはEVと直接繋がる一体型とプラグホルダーやプラグスタントの使用を想定した分離型を揃え、通常時の約2倍となる最大12kWで充電できる高速充電機能も搭載した。分電盤には通信機能と電力計測機能を内蔵し、機器点数の削減やそれに伴う施工の簡略化も実現した。

多機能型PCSは、太陽光発電と蓄電池、V2H設備を1台で制御できるもので、3機器全てを繋げるほか、太陽光発電単体や蓄電池とのハイブリッド型、太陽光発電とV2Hのハイブリッド型での設置も可能だ。後付けにも対応しており、顧客ニーズに合わせた柔軟な機器構成を選択できるようにした。PCSの回路数は4回路で、1回路あたりの最大許容短絡電流は20A、最大動作入力電流は16A。4回路合計で最大10kWまで太陽光パネルを接続できる。

全負荷用分電盤については、通常品に加え、エネルギーマネジメント対応品も用意。今後の補助金交付要件などを見据え、エコーネットライト通信で宅内の空調設備や給湯設備などの〝見える化〟や簡易操作を行えるようにした。

なお、今回の新製品の販売開始時期は27年1月の予定だが、EVユニットのみ27年秋頃としている。

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