地方見聞録 【中部】

進む系統用蓄電ビジネス 過熱する屋根上太陽光設置

電力代の削減を狙って企業が屋根上に太陽光発電設備を導入する動きが活発だ。一方で系統用蓄電事業に着手する企業も出始めた。中部地方の再エネ市場に迫る。(本誌・岡田浩一、香遠優太、土屋賢太)

2021年度の中部地方におけるFIT適用の太陽光発電導入量は、住宅用こそ前年度比15%増の218MWと伸びたが、出力10‌kW以上の産業用は15%減の575MWと減少した。産業用は3年連続の減少となるが、あくまでもFIT適用案件の動向であり、太陽光発電の需要自体は旺盛だ。電気料金が高騰し、再生可能エネルギー企業のもとへ、自家消費用太陽光発電設備に関する問い合わせが殺到しているのだ。

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