機器交換から蓄電池併設まで

徹底解説!太陽光発電所バリューアップ術

稼働から10年以上経つ太陽光発電所が増えるなか、長期安定稼働を念頭に、いかに収益性を高め、資産価値の向上を図るか、改めて再考すべき時が来たのだ。というのも、機器の経年劣化が進行して発電量は少なからず低下している。そのうえ、ケーブル盗難が多発し、保険を活用できない状況下、盗難対策を怠れば事業性は悪化しかねない。その一方で出力抑制が全国に広がった。すでに九州の発電事業者は当初の収益計画通りに事業が成り立たない事態に直面している。そこで本誌は、既設の太陽光発電所の価値向上に資する〝バリューアップ〟に迫った。具体的な手法を細かく解説する。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

「2024年は、PCS(パワーコンディショナ)交換のリパワリング(改修による出力増)元年になる」。

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