非FIT新時代の再エネ発電所開発

熱利用に活路

バイオマスは地産地消で

燃料の規制強化により開発が難しくなるバイオマス発電。事業化の鍵は熱利用まで含めた地産地消モデルだ。

大規模な発電所を建設し、海外から大量に安い燃料を輸入してバイオマス発電を行う発電事業者も多いが、環境配慮の観点からパーム油や木材などを燃料とする事業者は、第三者の認証や証明を得たものを利用しなければならなくなった。これにより、燃料の調達に難航し、事業を断念する事業者が続出。今後も食料競合や地球環境への影響を考慮して燃料の規制強化が継続される見込みだ。とくに輸入する燃料の使用は輸送時に多くの二酸化炭素を排出するため規制の対象になる可能性が高い。

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