再エネ需要の中核 RE100のいま

「再エネが普及すれば、世界各国に絆が生まれる」

クライメイト・グループ サム・キミンスRE100責任者

いまや世界的に権威のある脱炭素の企業連合、『RE100』。統括するクライメイト・グループのサム・キミンスRE100責任者は、現状をどう見ているのか。

──改めて『RE100』の意義とは何か。

RE100は、温室効果ガス排出ゼロを目指す国際的な枠組みで、現在企業の参加数は350を超えた。我々が企業と手を組むのは、商工業部門における温室効果ガスの排出量が全体の半分を占めるからであるが、影響力のある企業が積極的に再生可能エネルギーを導入すれば、商工業部門の温室効果ガス排出量ゼロの実現はもとより、政府や投資家に再エネの必要性を発信できる。それによって、脱炭素化を加速させることができるのだ。

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