EV×再エネの新商機

電動車は離島と好相性

EV先進地域で見えた課題

離島では、EVなどの電動車を活かした脱炭素化が進んでいる。ただ、新たな課題も見えてきた。

五島市は公用車をEVに順次切り替えていく方針だ(左)。国の実証事業によって上五島町と五島市でEVを100台導入し、普及に弾みがついた

鹿児島県の奄美群島南西部に位置する沖永良部島や長崎県の五島列島では、EV(電気自動車)や電動車の導入が進んでいる。島の面積が小さく、島民には車で遠距離を走る慣習がないため、航続距離が短いEVでも不便なく活用できるのだ。さらには、離島は本州と比べてガソリン代が高い。EVを導入することによる維持費の割安感が大きい点も、EVの普及が進む理由のひとつだろう。

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