崖っぷちの日本版FIT

「日本での発電所投資は、終わったのかもしれない」

パシフィカ・キャピタル セス・サルキン 代表取締役社長

「現状は極めて難しい」。こう語るセス・サルキン代表の表情は険しい。外資系不動産投資会社のトップとして、20年近く日本で不動産開発を展開。商業不動産での経験と資金調達の実績をもとに、太陽光発電所でも、国内大手銀行からプロジェクトファイナンスを組成、17年間の長期ローンによる資金調達を成功させた。目下、茨城県下で2.9MW、石川県で5.8MWの発電所建設が進む。「外資系では数少ない成功事例だ」と胸を張る。だが順風満帆に見えたその矢先、32円への削減と設備認定の改定が実施される。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

この特集の記事

その他の小特集

一覧を見る