系統用蓄電ビジネスの要諦

日本工営エナジーソリューションズ、系統用蓄電事業に本腰

ID&Eグループの日本工営エナジーソリューションズ(=NKES)は欧州での知見を活かし、日本でも系統用蓄電事業に乗り出した。EMSの提供などアグリゲータとしても展開し、事業の拡大を目指す。

日本工営エナジーソリューションズ取締役常務執行役員の長谷川理雄エネルギー事業統括本部事業戦略本部長

同社は、ID&Eグループのエネルギー事業を担う企業として、2023年4月に設立、10月から事業を開始した。もっとも、同社グループはNKES設立以前から系統用蓄電事業に進出。17年に英国の蓄電所に投資し、19年にはベルギーのアグリゲータであるYUSOに欧州子会社を通じて出資。系統用蓄電所向けのEMS(エネルギー管理システム)も開発し、現在は英国だけでなく、ベルギーでも蓄電事業を実施している。

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