蓄電で活路拓くPCS勢

「自家消費ニーズには協業化とソリューションで対応」

SMAジャパン 今津武士社長

PCS世界大手の独SMAは2019年に日本へPCSを850MW出荷した。今年は1GWを目指すというが、どう動くのか。日本法人を率いる今津社長が方針を語った。

昨年のPCS(パワーコンディショナ)の出荷量は850MWだった。前年よりも販売数量を伸ばすことができた。

牽引したのは、まず大型機の『MVPS』である。これは19年に発売したコンテナソリューションで定格出力が2.5MWという大容量タイプ。特別高圧太陽光発電所向け専用機といっても過言ではない。価格競争力も申し分なく、発売以来売れ行きは好調だ。

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