最新再エネ商材セレクション

Wave Energy の高性能EMS 再エネ自給率99% 実現!

蓄電池併設の採算性確認

一気通貫で小電力網構築

秩父別町地域マイクログリットでの実例資料

一方、同社は地域マイクログリッド(小規模電力網)事業も手掛けている。25年1月には北海道秩父別町でマイクログリッドを竣工、出力500kWの太陽光発電設備と蓄電容量1200kWhのNAS(ナトリウム硫黄)蓄電設備を3ヵ所の避難所や6ヵ所の公共施設と自営線で繋いだ。EMSを用いて通常時はエリア内で電力を融通し、非常時は系統から独立して運転する仕組みを築いた。各施設の既設のキュービクルと新設のキュービクルを高圧で連系し、一括受電に切り替えるなど、メーカーとしての強みも活かしている。

同社は今後、発電と消費電力を常時結びつける『アワリーマッチング』の技術を活かしたアグリゲーションシステムの実証設備を構築する予定だ。新設する自社の倉庫に太陽光発電設備と蓄電設備を導入し、第1工場から遠隔制御して余剰電力を他の工場へ託送する仕組みを構築する。自治体向け脱炭素事業への展開も視野に入れており、〝卒FIT〟の太陽光電力を活用した電力の〝地産地消〟にも力を入れる構えだ。高畑取締役は、「エネルギーの最適利用が可能になる当社の技術を地域に提供していき、地域の脱炭素化に寄与できればと思っています」と語る。

地域脱炭素を進めている自治体関係者や地域企業はウェーブエナジーに相談してみよう。

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