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相次ぐPCS電波妨害 総務省が注意喚起

PCSのノイズによる無線設備への電波妨害が相次いでいる。総務省がこのほど注意を喚起した。(本誌・土屋賢太)

PCS(パワーコンディショナ)からのノイズによる電波妨害に対し、総務省は2024年1月24日、ウェブサイト上で事例を公開。太陽光発電のEPC(設計・調達・建設)企業などにノイズ防止策を要請した。

電波妨害は、PCSから直接漏れるノイズのほか、PCSと繋がる交流線や直流線に高い周波数の電流が流れることによって発生するノイズによっても引き起こされる。これによって、近隣の無線局の通信が妨害され、情報が受信できなくなり、人命に関わる防災行政無線が妨害された例もあるのだ。しかもメガソーラー用の大型PCSだけでなく、住宅用太陽光発電用の小型PCSまで電波妨害を引き起こしているため、看過できない状況なのである。

総務省総合通信基盤局電波部電波環境課の今泉崇紀電波監視官は、「通信設備は住宅街に点在しており、住宅用太陽光発電設備が普及したことで、電波妨害が増えている。疑わしい事例も含め、19年以降約100件の電波妨害を確認している」と状況を語る。

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