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クボタ、ラジコン式草刈機開発

太陽光発電所の除草作業にも

ラジコン式草刈機『ARC-500』

農機大手のクボタ(大阪市浪速区、木股昌俊社長)は、ラジコン操作式の草刈機を開発、太陽光発電所向けの提案を強めている。除草作業の省力化に貢献しそうだ。

同社が開発したラジコン式草刈機は、「法面での作業を簡単かつ安全にするために開発した機械」(機械事業本部農機技術本部農業ソリューション技術部の中村太郎氏)。最大40度の法面角度に対応しており、急斜面でもラジコンでの遠隔操作による除草が可能となる。

機体の安定性を向上させるために重心位置を山側に寄せるなど、安全性に配慮した設計を施したほか、保守の時期を把握できるよう時間計も搭載した。走行時の車速は低速と高速を用意。それぞれ秒速00.33mと同0.55mである。

動力源はエンジン。燃料タンク容量は1.1ℓで、連続可能作業時間は50分。1時間あたりの作業能力は492㎡としている。

今年3月に発売し、農業用途での採用が中心だが、農機国内営業本部農業ソリューション営業部機種第一グループの外池麻衣主任は、「すでに太陽光発電所での除草を目的とした出荷実績もある」と話す。

機体の全高は610㎜で、条件次第ではあるものの、最大で高さ600㎜までの草を刈り取れる。太陽光発電所では、省力化のほか、斜面やパネルの下での除草作業にも役立つかもしれない。

製品名は『ARC500』。メーカー希望小売価格は税抜92万4000円。

最大40度の法面角度に対応

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