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NTTアノード、CECと再エネ調達契約締結

3社提携で系統用蓄電所開発へ

また、NTTアノードエナジーは23年2月にも系統用蓄電所を開発すると発表した。九州電力、三菱商事と提携して九州内の3社の関連施設の敷地内に建設し、太陽光発電所の出力抑制低減に寄与する構えだ。

九電管内では近年太陽光発電所の出力抑制が増加している。3社は抑制した太陽光発電所の再エネ電力を有効活用しつつ、系統安定化を図るため、調整力として機能する系統用蓄電所を活用する。

まずは国の補助金を活用してNTTアノードエナジーが福岡県内に蓄電容量4200kWh、出力1.4MWの大型蓄電所を23年2月に開発する予定だ。今後は複数の再エネ発電所を1つの発電所と見做して運用する発電側バランシンググループの組成も検討する。

今回の提携では、主に九電が電力供給を、NTTアノードエナジーが蓄電所の運用・保守を、三菱商事が蓄電池など部材の調達を担う模様だ。

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