Inside News

イーレックス、台湾の太陽光発電事業に参画

出力55MW

電力小売りのイーレックスは2022年8月31日、台湾の大規模な水上太陽光発電事業に参画すると発表した。FITを活用し、公営電力会社、台湾電力へ20年間売電する。24年度内の稼働を目指す。

同社が参画したのは、養殖池の水上72万㎡に出力55MWの太陽光発電設備を設置し、発電事業とともにアサリやハマグリ、エビなどを養殖する事業だ。台湾では漁業の振興を目的に発電事業と養殖業の両立を政府が推進しており、同社は台湾の発電事業会社、鼎龍能源科技に出資する形で加わった。同社のほか、マニエスグループの台湾現地法人や九電工の台湾現地法人、JA三井リース、中央日本土地建物が資本参加した。

イーレックスはアジアで発電事業を展開。カンボジアで出力80MWの水力発電事業に参入したほか、ベトナムでも14ヵ所計1.1GWに及ぶバイオマス発電事業に参画している。

なお台湾政府は、30年までに30GWに及ぶ太陽光発電所の導入を目指している。

漁電共生型太陽光発電所のイメージ

Inside News を読む

一覧を見る