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グッドフェローズ ECサイトで太陽光部材販売へ

太陽光発電所や電力料金プランの一括見積りサイトを運営するグッドフェローズ(東京都品川区、長尾泰広社長)は2022年9月13日、PCS(パワーコンディショナ)と遠隔監視装置をEC(電子商取引)サイトで販売すると発表した。サイトに登録する発電事業者へ拡販する。22年末までに5000万円程度の販売を目指す。

FIT開始から10年が経過し、PCSや遠隔監視装置の交換需要の拡大が見込まれるなか、発電事業者にはメーカーの撤退や廃盤などで交換できないという課題があった。そこで同社はECサイトを通じて製品を購入できる仕組みを構築した。

具体的には、インターネット上で問い合わせを受けた後、ヒアリングして製品を見積り、要望があれば、施工会社を紹介する。納期にもよるが、最短1週間で提供し、商流の簡素化で安価に販売する。同社の佐伯淳二副社長は、「特徴は、価格を公表していないこと。ニーズに合った製品を提供する」と話す。現在PCSではオムロンソーシアルソリューションズ製、安川電機製、ダイヤゼブラ電機製、遠隔監視設備ではNTTスマイルエナジー製とラプラス・システム製を揃え、今後は海外製品の販売も検討する。

同社は09年に設立、太陽光部材の販売のほか、発電所の売買仲介サイトを運用してきた。仲介サイトの登録者数は2.8万人にのぼる。今後登録会員が保有する発電所を活用し、PPA(電力売買契約)事業への参画も検討する。同社社長室の﨏竜太室長は、「登録会員と関係を深めることで活用できる電源を増やしていく」と話す。

 

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