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オムロン、300A対応の大容量継電器発売

オムロンは2023年3月1日、太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)などに使う大容量継電器の販売を開始した。PCSの高出力化に対応する。

同社は、接触抵抗値が0.2mΩ以下と低く、発熱を抑制できるという利点を備えた従来機をさらに改良した。底面から製品までの足の部分を長くして風通しを良くしたほか、端子面積を増やして放熱性能を高めている。これにより、従来機の1.5倍となる300Aまでの通電が可能になり、最大接点電圧が従来機より200V高い交流1000Vまで拡大した。

PCSなどの電力設備の高出力化が進むなか、大電流に対応する製品を求められていたことから開発に着手した。高出力化が進む蓄電設備やEV(電気自動車)急速充電器にも供給していく。

大容量継電器『G9KA-E』。従来品とほぼ同じサイズである

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