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日東エルマテリアル、車から給電可能な設備を本格販売開始

日東電工子会社の日東エルマテリアル(大阪市、大田浩司社長)は2020年11月末、停電時にHV(ハイブリッド車)などのコンセントから宅内への電力供給を可能にする製品の本格販売を開始した。工務店向けに20万円程度で卸す。安価に停電対策ができる点を訴求していく。

非常用負荷分電盤、屋外電源入力ボックス、接続ケーブルで新製品を構成した。停電時には、HVやPHV(プラグインハイブリッド車)、EV(電気自動車)に搭載してある100V/1500WのACコンセントと接続すれば、室内の照明や冷蔵庫、非常用コンセントの電源を確保できるようにした。コンセントさえ繋げば、自動で車からの給電に切り替わる仕様になっている。

今回の製品は20年8月に発売し、これまで受注生産のみで販売していたが、このほど生産体制を整え、11月末から販売に本腰を入れた。21年には年間で3000台の販売を目指している。

営業統括部門の新保克昌事業推進副部長兼住環境事業グループ長は、「大半の住宅は停電対策がされていないが、需要はあるはずだ。安価に災害対策が可能な製品をつくりたかった」と明かす。

新製品は、既築住宅の場合であっても取り付けることが可能だが、新築時に設置した方が、施工費が安く済むようだ。

非常用負荷分電盤の外観

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