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設備保全総合研究所、設備点検用アプリ刷新

相原章吾CEO

工場やインフラ設備の管理システムを開発する設備保全総合研究所(東京都目黒区、相原章吾CEO)は2026年10月2日、顧客に提供する管理システムの機能の一つであるモバイルアプリを刷新したと発表した。発電事業者やO&M(管理・保守)企業向けに提案していく。

同社は、インターネット環境のない場所でも、点検作業を合理化できるようにモバイルアプリを刷新した。従来は点検結果を手作業で端末に入力する仕様だったが、今回、オフラインでも機能するAI(人工知能)アシスタントを搭載し、音声入力で点検内容を記録できる機能を持たせた。加えて、アプリに記録した入力結果に紐づけて、現場で撮影した画像をアップロードできるようにした。

同社は22年の設立後、23年には化学系の工場向けに設備保全の履歴や点検記録などをクラウド上で管理する設備保全システムを開発し、商品化した。以降、他業界にも設備保全システムを提案し、導入先を増やした。24年3月には、追加機能としてO&M企業向けの設備点検用モバイルアプリの提供を開始。累計120の事業所に設備保全システムを導入したが、そのうち再生可能エネルギー発電所向けは5%にも満たなかった。

そこで今回のアプリの刷新を機に、同社は再エネ発電所のO&M企業や発電事業者向けの提案を強めていく構えだ。同社の相原章吾CEOは、「AIアシスタントの搭載やアップロード可能なデータの種類を拡充し、アプリの利便性や点検データの精度向上を図った。オフラインの環境下でも点検記録を入力しやすくなった」と説明する。

同社は複数の利用プランを用意。ベーシックプランは、最大50人までログイン可能で、エリアや担当部署などで構成する1事業所あたりの利用料は月額12万円。同様のログイン人数で、設備保全システム内でAIアシスタントを利用できるプロフェッショナルプランは1事業所あたりの利用料が月額21万円。複数の事業所を持つ企業向けのエンタープライズプランは個別見積もりとなる。

音声入力画面のイメージ(写真左)。端末に話しかけ点検結果を記録できる(写真右)

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